『東南アジア―歴史と文化― 』 45
2016年5月30日発行
[論文] |
1930年代初頭の英領マラヤにおけるマレー人性をめぐる論争―ジャウィ新聞『マジュリス』の分析から |
坪井祐司 |
5 |
国家主導のイスラーム教育に描かれた宗教の「機能」―マレーシアにおける「イスラーム化」再考 |
久志本裕子 |
25 |
1980年代以降のミャンマーにおけるモン派僧伽の展開―教学と俗語をめぐる出家者の汎民族主義運動 |
和田理寛 |
44 |
[研究ノート] |
バ・モオ政府(ビルマ)の日本人顧問団 |
武島良成 |
69 |
第二次世界大戦中のタイ鉄道の民需輸送―西岸線の役割強化 |
柿崎一郎 |
86 |
[新刊書紹介] |
本名純『民主化のパラドックス―インドネシアにみるアジア政治の深層』 |
今村祥子 |
108 |
森下明子『天然資源をめぐる政治と暴力―インドネシアの地方政治』 |
藤田渡 |
113 |
岡田泰平『「恩恵の論理」と植民地―アメリカ植民地期フィリピンの教育とその遺制』 |
鈴木伸隆 |
118 |
見市建『新興大国インドネシアの宗教市場と政治』 |
野中葉 |
124 |
西井涼子『情動のエスノグラフィ―南タイの村で感じる・つながる・生きる』 |
鈴木佑記 |
129 |
瀬戸裕之『現代ラオスの中央地方関係―一県知事制を通じたラオス人民革命党の地方支配』 |
矢野順子 |
133 |
根本敬『アウンサンスーチーのビルマ―民主化と国民和解への道』 |
悴田智子 |
138 |
石井米雄著・飯島明子解説『もうひとつの「王様と私」』 |
川ロ洋史 |
143 |
藏本龍介『世俗を生きる出家者たち―上座仏教徒社会ミャンマーにおける出家生活の民族誌』 |
小島敬裕 |
149 |
伊藤正子・吉井美知子編著『原発輸出の欺瞞―日本とベトナム、「友好」関係の舞台裏』 |
根本敬 |
154 |
杉島敬志編『複ゲーム状況の人類学―東南アジアにおける構想と実践』 |
加藤敦典 |
159 |
太田淳『近世東南アジア世界の変容―グローバル経済とジャワ島地域社会』 |
島田竜登 |
164 |
久保忠行『難民の人類学―タイ・ビルマ国境のカレンニー難民の移動と定住』 |
和田理寛 |
168 |
牧紀男・山本博之編『国際協力と防災―つくる・よりそう・きたえる』 |
石井正子 |
174 |
岡本正明『暴力と適応の政治学―インドネシア民主化と地方政治の安定』 |
倉沢愛子 |
177 |
資料紹介 |
米議会図書館蔵『泰国兵要地誌』(義部隊司令部1945)について |
加納寛 |
182 |