『東南アジア―歴史と文化― 』 43
2014年5月30日発行
[論文] |
日本占領期ビルマにおける敵国資産の移譲問題―日本とバ・モオ政府の角逐― |
武島良成 |
5 |
社会主義ベトナムにおける少数民族の民間文学の収集と出版―ムオン人のモを事例として― |
大泉さやか |
23 |
暴力によるビジネス―日本占領下のフィリピン・レイテ島における経済的対日協力― |
荒哲 |
44 |
[研究ノート] |
現代ミャンマー世俗国家の特質について―新憲法(2008年)の「宗教関連条項」および「前文」を中心に― |
奥平龍二 |
69 |
スロック・スラエの反乱―コムポン・チャーム-クラチェの1885年反乱― |
北川香子 |
87 |
[新刊書紹介] |
高橋昭雄『ミャンマーの国と民―日緬比較村落社会論の試み』 |
伊東利勝 |
117 |
菅原由美『オランダ植民地体制下ジャワにおける宗教運動―写本に見る19世紀インドネシアのイスラーム潮流』 |
弘末雅士 |
121 |
Sai Kham Mong, Shan Thammasat ManuscrUts |
奥平龍二 |
126 |
鍋倉聰『シンガポール「多人種主義」の社会学―団地社会のエスニシティ』 |
奥村みさ |
130 |
日下渉『反市民の政治学―フィリピンの民主主義と道徳』 |
美甘信吾 |
135 |
Jafar Suryomenggolo, Organising under the Revolution: Unions and the State in Java, 1945-48 |
高地薫 |
139 |
森田敦郎『野生のエンジニアリング―タイ中小工業における人とモノの人類学』 |
柿崎一郎 |
143 |
永田貴聖『トランスナショナル・フィリピン人の民族誌』 |
石井正子 |
147 |
倉沢愛子『戦後日本=インドネシア関係史』 |
土佐林慶太 |
151 |
矢野順子『国民語の形成と国家建設―内戦期ラオスの言語ナショナリズム』 |
山田紀彦 |
155 |
樫永真佐夫『黒タイ年代記―『タイ・プー・サック』』 |
加藤久美子 |
159 |
三浦恵子『アンコール遺産と共に生きる』 |
田代亜紀子 |
164 |
田村慶子『多民族国家シンガポールの政治と言語―「消滅」した南洋大学の25年』 |
神谷茂子 |
167 |