『東南アジア―歴史と文化― 』 41
2012年5月30日発行
[論文] |
ミャンマーにおける「バマー・ムスリム」概念の形成─1930年代ナショナリズム高揚期を中心として─ |
斎藤紋子 |
5 |
ラーマ7 世王治世期のバンコク国立博物館に関する一考察─ダムロン親王の役割に着目して─ |
日向伸介 |
30 |
[研究ノート] |
インドシナ総合開発フォーラムに対する新たな意義づけ─日本の外交当事者の認識を中心に─ |
島林孝樹 |
61 |
|
東南アジア研究と共に危機の時代を生き延びるために─After Victor Lieberman─ |
大橋厚子 |
84 |
災害対応の地域研究─ポスト・インド洋津波の時代の東南アジア研究の可能性─ |
山本博之 |
105 |
[新刊書紹介] |
増原綾子『スハルト体制のインドネシア──個人支配の変容と1998年政変』 |
野中葉 |
125 |
津田浩司『「華人性」の民族誌─体制転換期インドネシアの地方都市のフィールドから』 |
工藤裕子 |
129 |
古田元夫『ドイモイの誕生──ベトナムにおける改革路線の形成過程』 |
加藤敦典 |
133 |
長坂格『国境を越えるフィリピン村人の民族誌─トランスナショナリズムの人類学』 |
東賢太朗 |
137 |
王柳蘭『越境を生きる雲南系ムスリム─北タイにおける共生とネットワーク』 |
吉松久美子 |
141 |
山口裕子『歴史語りの人類学──複数の過去を生きるインドネシア東部の小地域社会』 |
伊藤眞 |
145 |
Johann Angerler, Bius, Parbaringin und Paniaran: Über Demokratie und Religion bei den Tobabatak Nordsumatras |
弘末雅士 |
149 |
小野林太郎『海域世界の地域研究──海民と漁撈の民族考古学』 |
赤嶺淳 |
153 |
小林知『カンボジア村落世界の再生』 |
松井生子 |
158 |
根本敬『抵抗と協力のはざま─近代ビルマ史のなかのイギリスと日本』 |
長田紀之 |
162 |
William R. Roff, Studies on Islam and Society in Southeast Asia |
塩﨑悠輝 |
167 |
中野亜里『ベトナムの人権─多元的民主化の可能性』 |
遠藤聡 |
171 |